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All ages  ·  2022/01/12

書いて憶える勉強は生き残れるか

今回はこの先書く勉強法は廃れてしまうのか、というお話をします。

 

今どきの学生の勉強

最近の学生は昔に比べて書かなくなっています。書かなくても良くなっていると言い方が正確でしょうか。実際大学生の息子は現在全く書いていません。聞けばそれが主流とのこと。医学部の勉強なんて憶えることばかりなのに、書かなくても大丈夫という証明はされているようです。

 

とはいえ、高校生以下になればなるほど書く機会はまだまだ多くあります。しかし、リモートやタブレットの普及が進んでいるので、今後書く機会が減ることが予想されます。それに伴い、書いて憶える学習法も廃れていくでしょう。

 

時間の無駄

たくさん書いて記憶するというのは効率が悪いです。特にノート丸写しのようなやり方は無駄が多いと確実に言えます。

 

私の中高の頃は周りに丸写し勉強派がたくさんいました。私自身もやったことはあります。無駄が多いと言いましたが、案外憶えるんですよね。それなりに有効なやり方です。無駄ですが駄目なわけではないんです。

 

でも今は記憶は回転数が重要と判っています。回転数を増やすには書くよりも読む方が優れています。音読したとしても書くよりはずっと早くできます。当然この方法を採るべきです。

 

書くこともそれなりに有効とはいえ、勉強時間を食ってしまうところが問題です。回数がこなせないのに時間がかかる。さらに時間がかかるのに勉強した感が強くて満足してしまう点も問題と言えます。

 

書くことの利点

1回書く時間で読めば少なくとも5回転はできるのでそちらを選ぶべきですが、もし同じ回転数で書く方法と読む方法を勝負させれば書く方に軍配が上がります。これは書くことの定着率の高さを示しています。

 

息子やその友人達の多くは全く書いていないと言いましたが、実は少数ながら“書いて勉強派”がいます。書いてて良かった苦悶式とからかわれているそうですが、膨大な量の記憶が必要な医学部でも書いてる人がいることは驚きであると同時に、手は頭に好い影響を与えるんだなと再認識させられます。だから書くことを完全に捨て去るのはもったいないと思います。

 

少しだけ取り入れる

勉強が回転数である原則は守りつつ、少しだけ書くことを取り入れます。オススメは手や指を動かして頭の中に書くことです。これならあまり時間も食わず、手と頭の連携も期待できます。

 

そして特に重大と思うことは本当に紙に書いてみます。だらだら書き写すのは効率も悪いし、何より飽きてしまいます。ここぞという場面だけ書けば、メリハリも聞いて記憶に残りやすくなります。

 

文字を完全に書かなくなるのはなんだか不安です。時代の流れでしょうが、完全に無くなってほしくない。そんな勉強法です。少しでいいので書いて憶えてもらいたいと思います。

 

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tagPlaceholderカテゴリ: 勉強法, 2022年1月

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