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大学受験  ·  2020/11/11

受験当日に向けて朝型に移行する

勉強は朝型か夜型ではどちらが良いかという話で、私は朝型を推奨する立場です。

 

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朝勉強のススメ

 

特に受験真っ最中は、朝早起きするのに慣れていた方が絶対に有利です。その理由と朝型への移行の方法についてご紹介します。

 

  1. 試験1科目目から頭をフル回転させるには?
  2. 朝型への移行

試験1科目から頭をフル回転させるには?

脳がよく働く時間は?

脳が一番良い状態になるのが起床後4〜5時間という説があります。4時間後を推す人が多いですね。

 

起床後1〜2時間後よりは4〜5時間後の方が頭がスッキリしている実感ですから、かなり信憑性のある説だと思います。

 

朝食(起床後30分〜1時間後)

説を信じる信じないは別としても、試験4時間前に起きることは多数のメリットを生み出します。

 

ひとつ目のメリットは朝食がしっかり食べられるところです。起きてすぐには食べられない人も、水分をとって30分〜1時間後なら胃腸も動いて食欲も出てきます。体が食べる準備ができるまで待てるのも早起きの成果です。(起きてすぐ食欲モリモリの人もいますけど…)

 

意識してよく噛み、いつもより時間をかけて食べます。量も少し多めにしても良いでしょう。とにかくよく噛んで、胃腸の負担を軽くすることです。お腹が重い状態だと集中できませんから、食後ある程度の時間を置けることには大きな意味があります。

 

試験2時間前までには食事を終えられるので、試験開始時刻には程良く消化されてちょうど良い状態で試験に臨めます。

 

排便

不浄な話で恐縮ですが、試験ではそんなこと言っていられません。私は大学受験の時、試験中にいつも大きい方をもよおして苦労しました。トイレに行かせてもらうのは無駄時間ですが行かないわけにもいかず、精神的なダメージも大きいのでできれば避けたいところ。ギリギリまで寝ていたのが悪かったのは間違いありません。

 

起きて水分をとり、ゆったりと朝食をとれれば、便意は自然と起こりやすくなります。そういう体に変えておくのも時間をかけて準備しておきたいことです。

 

ただどうしても便秘気味の人もいます。無理は禁物。あまり神経質になるのはかえって害になります。気楽にいきましょう。もし試験中にもよおしたらなら迷わず手を挙げて行くべきです。

 

あせらず準備ができる

大事な試験となると、前日に準備は整えておきますが、当日だって余裕があるに越したことはありません。持ち物の見直しもできます。

 

万が一交通の乱れがあったときでも、時間にゆとりがあればじっくりと対応可能です。

 

朝型への移行

朝早くから太陽が完全に昇っている夏のうちから朝型になっておくのが理想です。逆にリミットは試験日1週間前。早起きに慣れて体や頭の準備が整うまでに最低でも1週間は見ておきたいところです。

 

そのリミットよりも早めの移行完了日を決め、そこをターゲットに朝型へと変えていきます。普段は7時に起きているのを2時間早め、5時起きに変更する想定で進めていきます。

 

長期計画

移行開始日から完了予定日までの日数を数え、2時間=120分をその日数で割ります。そうやって計算した時間だけ、毎朝早く起きるようにしていく。これが一番負担も少なくて余裕のある移行計画です。

 

10日なら1日12分、40日なら1日3分です。期間が長ければその分ストレスもなく、無理なく移行できるのがわかります。1日10分ずつ約1週間で1時間ずらすのは私も何度もやっていますが、これくらいだと辛いのは毎日少しずつで、そこそこ自然に体が慣れてくれます。

 

毎日目覚まし時計の時間を日々少しずつ早めていくだけです。同時に就寝時刻も少しずつ早めていきましょう。

 

目覚ましよりも先に目が覚めて、しかもすんなり起きられるようでしたら前倒しするのあり得ます。体調が優先なので、それに支障がなければどんどん進めて構いません。

 

短期計画

毎日ちょっとずつなんて計画的なのは合わない、という人もいます。そういう人は、一気に起きる時間を変更することになるでしょう。

 

これには体力自慢であることが条件です。少々の辛さは跳ね返せる体の強さがあれば無理がききます。あと、こう言ってはなんですが、大らかというか鈍感なタイプも大丈夫です。羨ましい。

 

ただし過信は禁物。受験は心身ともに知らないうちに削られているものです。大らかな人も案外ダメージは受けているでしょう。神経質になってはいけませんが、慎重になるに越したことはありません。

 

移行後の生活パターン

無事に朝型に移行できたなら、できるだけ本番の時間割に合わせて動きます。ここで本番を想定した問題集などをやるのもちょうど良いでしょう。

 

生活リズムというものはバカにできません。朝起きて、決まった時間に決まった行動をしていれば、体はそれに合わせて動いてくれます。試験時間に頭が働くようにすることもできるし、排便もある程度コントロールできるようになります。

 

きっちりした性格なら苦にならないでしょうから、早めに生活リズムを受験日に合わせられます。そうでなくても、試験前1週間程度はやってほしいと思います。あまりにストレスになるようなら無理強いしてはいけませんが。

 

中学受験の場合は学校があるので、全て受験日に合わせるのは難しいかもしれませんが、朝だけでもやってみるのがオススメです。

 

最後に

受験に合わせて朝型にするメリットをみていただきましたが、大前提として、睡眠時間をしっかりと確保することを忘れないことです。睡眠不足では受験で高パフォーマンスを期待できません。まずはしっかりと寝て、その上での朝型だと考えてください。

 

この記事を見てくださった方々受験がうまくいきますように。

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