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中学・高校  ·  2019/01/03

1位を取れた! 中学2、3年の成績

頑張って褒められる中学生

中学入学後、上々の滑り出しができた息子。

 

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上位が見えてきた! 中1定期試験の結果

 

もう少しでトップを狙えるところまできています。そろそろ一つタイトルを取っておきたいところです。

 

今回は中学2年、3年時の成績について振り返りつつ、実力テストや模試に対する当時の考え方なども簡単に記しておこうと思います。

 

インデックス

  1. 定期試験の成績
  2. 実力テストの成績
  3. 模試の成績

定期試験の成績

 

首位を獲得

2年になって新しい担任の先生に目標を聞かれて、息子は1位を取りたいと言いました。ガッチリと握手を求められて激励されたそうです。(この先生との相性はとても良く、できればずっとお願いしたかったですね。)

 

早くもその機会はやってきました。1学期の中間試験でした。結果は次のようなものです。

特筆すべきは数学で、偏差値77となかなかの数値が出ています。国語と理科は特段目立っていないことを考えると、数学で稼げると容易に上位に行けるということがわかります。これは大学受験までずっと当てはまることで、文理問わず数学が得意というのは圧倒的に有利と言えます。

 

国語と理科は目立っていないとは言え、それなりに稼いでいます。日頃言って聞かせていたことは「絶対に苦手科目を作るな」でした。もしも国語か理科のどちらかが苦手科目だったなら、せっかく築いた数学での優位を損ねてしまいます。それに苦手科目と決めてしまうと、ほとんどの場合最後までそれはシノギの科目になってしまい、足を引っ張るだけの存在になってしまいます。仮に得意科目で失敗をしてしまうとほぼ絶望的です。それだけは防ぐため、日常の勉強は全方位でやるようにさせた成果が出ています。

 

好きな社会できっちりと取り、できる人の多い英語も確実に守りきっての1位です。そろそろ取るのにちょうど良い頃合いだったとは言えども、すんなりと達成できたのは運も良かったのでしょう。

 

トップ争いをする位置に定着

それ以降、中学の定期試験では完全に上位に定着することになります。一度だけ8位に沈んだ以外はすべて5位以内。8位で沈んだと言えるくらい安定したトップ争いができるようになっていました。1位も2度取っています(計3回)。

 

中高一貫校では当然ながら高校受験がありません。そのため、中3あたりで遊んでしまう子も少なからずいます。しかし、ここで遊んでいてはもったいない。中高一貫の良いところは、この時期に余裕を持って勉強できるところです。その点から見ても定期試験の勉強をきちんとやっておくことは意義があります。

 

 

実力テストの成績

 

定期試験では、中学入学当初に描いていた「中学の間に学内トップクラス」という目標も果たせ、申し分のない成績が取れました。

 

しかしながら、それだけでは十分とは言えません。実力テストでこそ真の評価が下される、と考える人が多いからです。学生時代の私が当の本人でした。他人よりも記憶力に自信のあった私は、付け焼き刃の効かない実力テストの方が相対的に好成績を上げられていました。それを言い訳に定期試験の出来が良くないことを肯定してきたことも多々ありましたが・・・

 

塾に軸足を置いている人、Z会などの通信添削を中心に据えている人など、勉強のやり方には何種類かあります。我が家では一番ムダが少ないという理由から定期試験中心でやらせてきました。そんな勉強方法の違いを乗り越えて実力を計る場が正に実力テストなわけです。ここで点を取れないと意味がないとは言いませんが、定期試験で出してきた成績の価値に影響は与えるでしょう。あいつは定期だけだからという評判でも立つと悲しいものがあります。だから実力テストの結果が出るのはいつも心配でした。

 

息子の学校では実力テストは夏休み明けに実施されます。私の中学高校でも同じでしたから、全国的にこの時期が多いのでしょう。

 

2年のときは一学期の定期試験で1位2位を取った後でしたから、ここでこけたら台無しという緊張感の中での実力テストでした。このときの順位は3位。息子は何とか面目が保ててホッとしていました。

 

そしてその1年後、中3の実力テストでは1位を取ることができました。この結果を見て、定期試験重視の方針は間違いないという確信を得られました。この方針を打ち出したのは私だったので本当に嬉しかったですね。この年齢の頃は親に反抗したい時期なので、信用されなくなればもう言うことは聞かなかったでしょう。それだけに親の面目が保ててホッとした記憶があります。

 

 

模試の成績

 

実力テストは確かに重要ですが、そのテストは普段担当してくれている先生が作っています。たまに他学年の担任が作っている学校もあるでしょうが、だいたいは同じ学年の担任団による作成です。

 

それだと定期試験の延長のようなもので、本当の実力かどうかわからない。そんなことを言う人もいるかもしれません。そのような雑音を跳ね返すためにも、模試でも良い結果を出しておくに越したことはありません。

 

あまり回数は受けていませんが、学校単位で中2、中3で受けたものがあります。結果は良く、中2のときは確か3位くらいだった気がします。中3の方は結果が残っていますのでご覧ください。

この模試はタイトルにある通り、中高一貫校対象の全国模試です。名の知れた学校では、海城、豊島岡、聖光学院、浅野、洛南、白陵、愛光、ラ・サールなどが全員参加。桜蔭や開成も数十名の単位で受験しています。そういう母集団なので、偏差値は結構辛めに出ていると思われます。

 

息子の学校は中堅校で首都圏ではどの塾が出している偏差値でも50は超えるのですが、息子の学内の偏差値と全国偏差値を比べると、全て全国の方が下に出ています。この模試のレベルの高さがわかります。

 

学内では1位です。定期試験中心に勉強させてきて、実力テストだけではなく模試でも結果が出せたことには非常に満足で、誰からも文句をつけられようがありません。(もっとも実際にケチを付けられたことはないそうですが。)この頃には息子の実力は誰もが認めるところとなっていました。

 

ただそれでも英数国の全国偏差値は66.3です。こちらは悔しかったですが受け入れざるを得ません。ちょっと国語が取れていないのが不満です。でもそれは実力不足なので仕方ないところです。全国は広いと実感しました。

 

しかしここでも数学は立派に取れています。成績優秀者にも名前が載っていました。この春には広中杯で決勝に残っていましたが、さらに結果が出たことで数学だけは全国にも通じるんだと再確認できたことがとても喜ばしく、息子も自信になったようでした。

 

高校では全科目そろって好成績が出せるように益々頑張ってもらいたいと思いました。


息子の中学・高校ではその年毎の変動はありますが、5位以内に入ることが東大に入るためのある程度確実な目安です。中学3年間を終えて、この基準は間違いなくクリアしたと感じることができました。

 

なりたい職業ややりたいことが見つかったときに、学力が理由であきらめるしかないということがないようにする、ということが目標でしたから、それにはどんどんと近づいてきている実感もありました。

 

予想以上の結果を示せて、息子の中学時代は満足のいく結果に終わりました。息子はまだ引っかかるところがあったようですが、私は中学受験の失敗はもう完全に吹っ切れて、前を向くのみという心境になっていました。高校進学後のさらなる飛躍を期待していました。

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