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小学校  ·  2018/06/25

地頭が良くなる頭脳ゲーム10選

こんにちは。大崎です。

 

今回は、息子が小さい時に実際に遊んだ非電源の思考系ゲームを紹介します。適当にやっていたら、頭を使ってプレイする人間にはほぼ勝てないことが特徴です。適度に頭を使うものから、がっつり考えないと勝てないものまで様々あります。

 

基本的には父親の私と一緒にプレイすることを前提としています。

 

10年以上前のものが多いです。最新の情報は入っていません。でも、定番のゲームがほとんどなので、全て現在手に入れることができるはずです。

 

ランキング形式でどうぞ! (ランキングは遊んだ時間の大雑把な総計順です。)

 

10位 囲碁

吉原由香里先生の囲碁講座に行かせたことがあります。だから息子も一応は打てます。私も同じようなレベルなので、勝負をしても今一つ盛り上がりません。注意力の有無で勝負が決することが多く、初心者の域を出ませんでした。

 

頭を使うことに疑いはありません。頭脳ゲームは論理的思考の比率が高いものですが、囲碁は空間認識力もかなり重要であるところが優れています。

 

最高の頭脳ゲームだと思うので、運良く子供が囲碁にハマるようなら是非! でも実際はそこまで行くのが大変です。ヒカルの碁ブームがあったにも関わらず競技人口が増えてないのですから、ちょっと難しすぎるのかもしれません。これからますます将棋との差が広がりそうです。


9位 123ならべ

○×ならべの上位互換にあたる3目ならべです。両者並べ終えたら、空きマスに駒を移動させていき、123と並べると勝ちです。123の順番通りに並べないといけません。○×ゲームは後手が最善を尽くせば引き分けですが、こちらの方はまず決着がつきます。

 

4×4の方はひとりが123123の6枚ずつ12枚の駒で戦います。置かれている駒を手持ちにすることもでき、奥が深くなっています。

 

ゲーム会で考案者の関場純さんから直々に教えていただき、その場で購入しました。


8位 4・7(よんなな)

佐藤周二さんという方の開発した、ちょっと変わった4目並べです。これは本もなかなか手に入らないし、インターネット上でルールも見つからなかったので、簡単に説明したいと思います。

 

交互に打ちます。4個を並べ、その次の手で相手が4個並べられなければ勝ちです。つまり相手が4個並び返せれば負けません。ただし、7個並べたらその瞬間にゲームセットです。

 

石は辺(一番外側)から打たないといけません。石は必ずどこかの辺と真っすぐにつながっていないといけません。

オセロ盤でできる、という触れ込みですが、かえって普及を妨げたのではないかと思います。打った石はひっくり返ることも取られることもないので、紙(方眼紙など)に書くのに向いています。それならわざわざ準備しなくても、ちょっとした時間にすぐにできます。勉強の短い休憩時間などにちょうど良かったです。


第7位 ゴブレット

○×並べ系が続きます。これは4目並べれば勝ち。

 

特徴はマトリョーシカになっていて、かぶせたり外したりすることができる点です。もちろん敵の上にかぶせても大丈夫。どちらの上にかぶせたかをうっかりすると、外した時にピンチになることも!

 

木のケース(そのままゲーム台になります。)が重厚感あって良いです。


6位 ミラクルファイブ

オセロの考案者、長谷川五郎氏が開発したゲーム。これひとつで6つのゲームができます。

 

タイトルになっている五目並べも良いですが、それ以外のゲームの方がむしろ個性的で秀逸です。

「アタック」というゲームの初期配置です。

相手の陣に侵入し、その次の手で取られなければ勝ちです。

あっという間に勝負がつくのに、なかなかに考えさせられます。

これだけでもランクインさせたいです。

 

「テンゲスト」というゲームの初期配置です。

相手陣の赤い4マスを占領すれば勝ちです。

奥の深さではこれが一番です。

その他のゲームも、単純ながらよくできています。

 

やはりミラクルファイブ 、アタック、テンゲストが面白いです。それもかなりのレベルのゲームで、普及しないのが本当に残念なくらい。私が思うに、ミラクルファイブ という名前が良くなかったのかもしれません。

 

元々は「ソクラテス」という名前のセットで、各ゲームもそれぞれ、宇宙遊泳、真剣勝負、黒檀の馬と言ったそうです。それではとても子供受けしないと思ったのか、ちょっとイマイチな名前になってしまいました。現在、五目並べの名称はスペースウォーク(宇宙遊泳)に、なっているようです。そのような迷走も普及しない原因かもしれません。

 

しかしゲームとしては、それぞれランキングさせたいくらい面白いので、ボードゲーム好きなら買っておいてはどうでしょう。いつ絶版になるかわかりませんが、まだ販売しています。


5位 アルゴ

元々算数オリンピックの問題だったアルゴ。ゲームとしてなかなか良くできています。相手の数字をすべて当てると勝ちになります。

 

「頭のよくなるゲーム」というキャッチコピーの通り、推理力が鍛えられます。ある程度開くと全部読み切れるようになります。論理的に読み切ったときの快感は何とも言えません。

 

アルゴの問題集も3冊全部やらせました。調べたら、今は何だかエライ高い値段ですね。絶版になったんでしょうか? 



4位 瞬間決着ゲーム シンペイ

○×並べ最小サイズの3目並べなのに、上の世界と下の世界を作ることでゲームに奥行きが与えられています。

自分のコマで挟めば相手のコマを飛ばせるのも斬新です。

 

勝負が早い割に考えどころが多く、あっという間に決着するゲームにしては、何戦もできてしまう楽しさです。宇宙人?のコマもかわいくて良いですね。

 

これをやるなら、専用HPに戦略、定石が載っているので、こっそり勉強できます。



3位 オセロ

勝手なイメージですが、ルールを知ってるだけの人99%に、真剣に競技している人が1%ではないか、と思っているゲームです。

 

せっかくやるなら漫然と打つだけでなく、目的を持って考えて打ちたいですよね。

 

そこでこれだけは知っておくべきオセロの基本の基本を見てください。

 

隅を序盤で簡単に渡さない

これは常識ですね。ちょっとでもオセロをやった人ならわかっているはずです。でも中盤以降、戦略的に取らせることはあります。

 

石をたくさん返さない

これを知っているかどうかが超初心者と初心者の境目。基本は1石返しです。どこまで続けるかというと、可能な限りですね。続けられたなら、どこかで優勢になるはずです。優勢というのは自分にはたくさん手があるけど、相手の手は限定されている、という状態です。ただし、パーフェクトだけは食らわないように。

 

相手の石に囲ませる

基本は1石返しですが例外があります。このような場面です。

打つ前と後を比べてください。白は打つ場所が増えたのに対し黒は変わりません。黒の真ん中を割るような形なので「中割り」という手筋です。このように自分の石を相手に囲ませるような手は、良い手になることが多いです。

最終盤はきちんと数える

最後の数手は、自分の手と相手の手をしっかり読んで、勝てる場面があるなら逃さないようにしましょう。

 

これだけ知っていれば、初心者から初級者の入り口に立てます。ここからもっと形を覚えたり、定石を覚えて強くなっていくそうです。


2位 バックギャモン

すごろくはどうして双六と書くのか? 双六とはさいころ二つを振ってゴールを目指すバックギャモンのことだったんです。

 

歴史は古く、奈良時代には伝来してました。正倉院の宝物に盤双六が残されています。平安時代には賭博性が高いため朝廷から禁止令が出されるほどに貴族を熱中させたに違いない由緒あるゲームです。

 

すごろくですからサイコロの目が出た方が有利ですが、必勝ではありません。遅れた方はそれなりの戦略を組んで戦うことのできる、とても奥の深いゲームです。サイコロが絡んでいる割には実力がはっきり出ますが、それでも初級者が上級者に一発入れることがあるのも魅力の一つです。

持ち運びも便利です



1位 将棋

やはりこれは欠かせません。駒の動きと終盤の手筋と玉の囲いを覚えて、詰将棋を続けていれば、どんどん上達します。簡単に言いましたが、これはそこそこ大変ですね。でも、何をすれば良いかハッキリしているので、迷わず上達できます。息子が将棋会館の水曜教室に行っていた頃も、講義は終盤の手筋が多かったみたいです。

 

将棋は一生の趣味にもなり得ますし、藤井聡太七段がこれからますます活躍するのは間違いないので、今からできるようになっていれば長く楽しめると思います。

 

 

以上10位から1位まで見てきました。いずれも頭を使う良作ばかりです。どれでも良いので、ぜひとも手に入れて遊んでみてください。

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