2020/12/16 タイトル変更 リンク追加
はじめまして
医学部医学科に通う息子の父親です。息子は塾なしで中学を受験し、中堅私立中高一貫校に入学。中高でも、そのまま塾に通うことなく大学受験を乗り切り、現役で国公立医学部に合格しました。
その経験を活かし、我が家の子育ての足跡、教育に対する考え方、勉強法などを紹介していきます。
我が家の教育方針
塾なしと聞くと、さぞかし親が付きっきりで指導したのだろうと思われるかもしれません。でも実際はべったりくっついて教えたということはありません。
塾に行かないからといって、塾でやることをそのまま家でやろうとすると大変です。子供1人に集中できる分、塾よりも効率的にできるかもしれませんが、塾よりも劇的に短時間で済むかというと疑問です。塾独自の教え方のノウハウを持ち合わせていないし、そもそも教える能力があるかが問題となります。
塾の代わりができるとしても、時間の取れる親御さんで、しかもお子さんと固い絆がなければ難しいでしょう。ブログなどではそういう親子も多くいらっしゃいます。心から応援申し上げます。ただ、ごく普通のご家庭が真似するのは難しいと感じます。
とてもそこまでやれる覚悟も時間もなかった我が家では、基礎力の修得を重視し、地頭を良くする方針を採りました。一定のところまで引き上げてやり、それ以降は独力でやってもらうという考え方です。
ともあれ、中高でも塾に通うことなく現役で医学部に合格できたのですから、我が家の教育方針が間違ってはいなかったことの一定の証明になるのではないでしょうか。
いろんな人のお役に立てれば
塾なしを考えている方に1番お役に立てていただけると思います。
塾なしにもいろいろあります。中学受験が盛んでない地域に住んでいる。一度は塾に通わせたが、お子さんに合わなかった。中学受験は考えていないけどしっかり学力は付けさせたい。等々。それら以外にも様々なご事情があるでしょうが、きっと何かご参考にしていただけることがあるはずです。
また、塾なしとは逆に通塾しているご家庭の方々にも、きっと何かご活用いただける内容があると思います。というのも、「塾なし」を強調してはいますが、必ずしもそれを推奨しているわけではないからです。世の中塾に通う人が大多数で、わざわざ少数派になるのは辛いものです。しかし、みんな行くからという理由で何となく通っていると、塾側に都合の良いだけの単なる「お客さん」になりかねません。塾なしでどこまでできるかを知っておくことは、通っている塾をより上手に活かす方法も見つけられると思います。
医学部に合格するためにどんなことをしてきたのかに興味がある方もいらっしゃるでしょう。中高でどんな生活をしてきたのか、どういう勉強をし、どんな参考書を使ってきたのかを知りたいかもしれません。そういう話もお伝えできるでしょう。
さらには、医学部ってどんなところなのかに関心がある方もいると思います。そういう話題も、息子に聞いた話を中心に書いていくつもりです。
ともあれ、少しでも多くの人のお力になるべく、プライバシー以外はできるだけ隠すことなく、正確な事実をお伝えしていきます。どうぞご期待ください。
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